June 19, 2009

男の子と女の子

・そうだったのか。って思ったこと。

今日の会話より---------------------------------------

「春樹読んでると、こんな女の子いないだろ、って思う。不思議なことを真面目に言う女の子ばっかり出てくるけど、そんな女の子なんてそうそういないでしょ。」
「え、そう?結構女の子って不思議なこと言ってない?」
「そんなことないでしょ」
「でも大概そういう会話のシーンって男の子のほうも変なこと言ってるじゃん。」
「男の子は変なこという子結構いるでしょう。。あ。」
「だから男の子の方は、女の子のことをそう思ってるんだよ。」
「わかりあえない!」

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ということで、男の子と女の子は互いに不思議だと思っていることがわかった。

単純にあれは春樹さんの理想なんだと思っていた(多分それもあるんじゃないかな)。
たとえば真面目な顔で、パン屋を再襲撃することを提案するとか。そんな子やっぱいないだろう。いるか?まあ極端な例がそれで、多分多かれ少なかれそういうとこが女の子にはあるんだろうけど。


「カンガルー日和」より----------------------

「なんだか、この機会を逃すと二度とカンガルーの赤ちゃんを見られないような気がするのよ」
「そんなものかな」
「だってあなた、これまでにカンガルーの赤ちゃんを見たことある?」
「いや、ないな」
「これから先、見るだろうって自信ある?」
「どうだろう。わからないよ」
「だから私は心配してるのよ」
「でもね」と僕は抗議した。「たしかに君の言うとおりかもしれないけれど、僕はキリンのお産だって見たことないし、鯨が泳いでるところだって見たことがない。なぜそれなのにカンガルーの赤ちゃんだけが今問題になるのだろう」
「カンガルーの赤ちゃんだからよ」と彼女は言った。
僕はあきらめて新聞を眺める。これまで女の子と議論して勝ったことなんて一度もない。

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よくありそうだねこれくらいなら確かに。


くるりの「男の子と女の子」という歌の中にも

「女の子はわがままだ よく分からないいきものだ
でもやさしくしてしまう 何もかえってこないのに」

っていうのがあって、
なんか技巧とか全く無い歌詞だなと思う。
ふーんそうかーと思うだけだけど。なぜなら女の子だから。

江國さんの「ぼくの小鳥ちゃん」という本を思い出した。



・あとやっぱり男の子のほうが夢見がちだって話になった。
まあ女の子もそういうとこあるけど、それはちょっと種類が違う気がする。

男の子はいくら現実的に考えてても、なんか遠いところを夢見てる気がする。漠としたもの。女の子の場合は近いところを。具体的なこと、もの。遠いところはあまり見ない、と思う。まあ人によるかもだけど。

「4月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて」考えているのは結構ありえない系の話で、男の子ってそうなのかなと思う。はい、人によると思います。


そういえば今日フォーチュンクッキーなるものを初めて食べた。おみくじ入り生姜焼き菓子って感じだったけど。
運命的な出会いがあるらしい。おお。4月のある晴れた朝に100パーセントの人と出会えるのだろうか。
そして自分から動かず成り行きを見守るとき、らしい。最近そんなことばっか言われてる気がする。


・男の子は女の子の話なんて聞いてないということも判明した。

・女の子は男の子の話を大抵途中で「もういいや」って思うことも開示した。
でも個人的には話の中身を「もういいや」って思ってても話してるその様子を見ているのは楽しかったりするから、話しててほしいではある。

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