June 28, 2009

バースデイ

未来館未来館言っているけど、いい加減行きすぎ感は否めず、今回は行くか行くまいか一応迷った。しかし、プラネタリウム番組が新しくなっているのをホテルで知って、行くことを即決。

バースデイ~宇宙とわたしをつなぐもの~

※参考:今までのプラネタリウム番組


暗やみの色に続き、ハラカミおじさんが音楽協力。
ナレーターは日本を代表するめがね男子ことARATA。ピンポンのスマイル役の人。(ただ、ライブ版を見てしまったので聞けず。ちょっと聞きたかった)

今までに見た番組、つまり「暗やみの色」と「偶然の惑星」は、まず、MEGA-STARⅡすごいね!っていう、つまり基本的に星空が素晴らしくって。
そしてストーリーというか語りがアートで。谷川俊太郎の詩とか、クラムボンの人の朗読とか、ランダムに流れる詩のフレーズとか。一輪挿しの赤い花。
暗やみで星空を眺めて思いを馳せる、そう、「思いを馳せる」ということに重きを置いた、とてもゆったりとしていて雰囲気のある番組だった。ちょっと、アート過ぎて、気恥ずかしいけれど。
その一方で、確かに少し単調さもあるような。気はしていた。

今回の番組「バースデイ」は、飛び出す。3Dメガネをかけて見る。その中には本当に迫力がある映像もあって、自分が銀河の誕生に立ち会っているような錯覚すら覚えるし、非常に幻想的な場面もあるのだけれど。
ほとんど、未来館の別のところでやっている3Dの上映コンテンツ「4D2U」というか、インタープリターの解説とかそういったものが、現実感。ハラカミおじさんの音楽はあまり生きていないし、前の二作品に比べるとアートな要素もあまりない。少し残念。
やっぱり、暗やみの色が好きだったなあ。
でもハラカミおじさんとARATAを起用したところはいいと思う。もしかすると、ARATAの語りだったらまた別の感想を抱いたのかもしれない。


出がけに、知らない男の人が、
「ガキの頃に見たプラネタリウムと全然違う」
と言った。

いまどきのプラネタリウムだ。

むちゃくちゃお勧めというわけではないけれど、未来館に行く機会があれば是非。
常設展示も少し変わっていた。

お勧めは「暗やみの色」のCDだ。映像もよかったから、DVDになればいいのにと常々、思っている。ニッチすぎるのかな。

※参考:P.I.C.S. works 日本科学未来館プラネタリウムopening映像「暗闇の光」

追記:
「暗やみの色」映像あった。
iTunes Store:
Podcast MEGASTAR-2 cosmos 『暗やみの色』オープニング


ついでに西郡勲というクリエイターらしいので備忘メモ
Tokyo Video Magazine VIS:41

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