June 28, 2009

2月の諸々

雑記。まとめる努力をしないもの。

・方言
18年くらい沖縄に住んでいたけど、方言はあまり使わなかった。が、祖母と暮らすようになった今、いろいろ聞ける。
にへーでーびる、とか、めんそーれ、なんかはこう、観光客の人にも馴染みのある言葉だし、でーじ、とか、あきさみよー、とかは我々の年代でもよく知ってる言葉で。

でも、「けーぶー」というのは最近知った。「けー」というのは食うという意味、「ぶー」というのは福、食べることに福がある人、つまり食いっぱぐれないというか、ちょうど食べ物があるときに「こんにちはー」と言って訪ねてくるような人のことを言うらしい。
そして、父が本当にタイミングよく夕食のできたころに帰ってきたり、二階から下りてきたりするために、使う。

あと、「ゆんぢち」というのも。これは旧暦の話で、閏月のことだ。旧暦だとなんか33ヶ月に1ヶ月くらい足りなくなるらしく、二回同じ月、つまり2月が二回、みたいになるらしいのだ。いや知らなかった。1ヶ月も足りないの、って感じである。

沖縄では何かと旧暦のイベントがあって、正月も新暦の正月もやれば旧暦の正月もあるし、その上旧暦上で1月16日が祖先の正月みたいなものらしくて(今年は2月10日だった)その日もなんか道が混む。前に書いた清明(しーみー)も旧暦のイベントだ。
うちではそんなにちゃんとやらないけど、祖母は昔の人なので、そわそわする。


・好きな音
JUDY AND MARYというバンドがあったが、その「ラッキープール」の前奏部分が好きだった。前奏部分のみといってもいい。
あと、くるりの「屏風浦」のギター部分と、
コーネリアスの「toner」の中ほどから現れるぴたぴたした音と、
Digitalismの「POGO」全体的に、
LAVAの「Fascinio Gladston Galliza」の最初のドラムぽいような金属の板をべこべこ鳴らしてる感じの音と、
m-floの「Planet Shining」の「intro」の最初の音(機内のお知らせ的な)と、
「THE REPLACEMENT PERCUSSIONISTS」の「Deep Within Audiomusica No12 [Edit]by Sunaga t’ Experience」の前奏と、
Massive Attackの「Protection」のなにあれ的な音と、
Montaの「Blizzard」のなんだいあれは、オーボエ?みたいな音と、
Oscar Petersonの「Fly me to the moon」の最初の和音と、
Polarisの「はじまるまえのしずかなとき」の全体と、
Radioheadの「KID A」の「Everything In Its Right Place」の最初の音と「KID A」のパタパタした音と、
Rei Harakamiの・・・
というかあまりに用語を知らないのでだめだ。

要するに、ピアノとアコースティックギターとバイオリンとなんかぴたぴたした音が好きらしい。
ピアノはなんだかストレートだし、アコースティックなギターは趣があるし(あとギィっていう音がいい。あれなんて言うんだろう)バイオリンはぐっと豊かになる。めくるめく世界。
ぴたぴた音にも程度はあるんだけど、かわいい電子音からごついのまで好きらしい。fit感がなんかいいのだ。ハラカミおじさんに聞き入るのも、テルアビブに電話してしまうのもそのせいだ(いやしないけど)。

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