June 27, 2009

2009.1.1.

しょうがつ。

あらたまったり、のんびりしたり。
年賀状見たり。
お雑煮食べたり。
親戚の家に行ったり。
一年ぶりの従兄弟たちとぽつぽつ話したり。
年下の従兄弟に結婚を心配されたり。
少し桃鉄したり。

そんなしょうがつ。
いつも通りのしょうがつ。


・抱負のこと
一 年の抱負を朝食の前に一人ずつ話すのがうちのきまりなのだが、今年は朝食のあとにそれぞれが紙に書くことに(母が)して、結局それらは壁に貼られてしまっ た。ことあるごとに初心を思い出してしまうようになっている。七夕の短冊にすごく似ているのだけど、願いというよりもうすこし自分で何とかしようという感 じがみられる。


・価値のこととか
前に音楽が現在的だと書いてしまったけど間違っていて、音が現在的なのであって、音楽は 連続性の中に存在するものだよなとあのあと思っていた。音楽は音楽それ自体のよさというか、その人に響く何かがあるゆえに価値をもっていて、そしてミュー ジックコンテンツというものはその価値ある音楽を「いつでもどこでも聴けるということ」に更に価値を乗っけているのだよなぁということ。体験そのものだけ でなく、そのタイミングや場所をコントロールすることに価値を置く、ということを結構やっているのかもなと思う。携帯電話なんかのポータブル機器はその極 みだし。
ある場所でしかできなかったことを家でできるようになって、家でできたことを外でもできるようになって。それってば大衆なんとかから個人なんとかへの変化と比例している気がして。
基本的に個人というのが一つの基本単位だからか。


・関連して不均衡のこと
価値、というのを貨幣で計ることを図らずもやっているわけだけど、その、一方で一生懸命働いて何かを作っている人たちがいて、でも少ない貨幣としか交換してもらえなくて、一方で多くと交換してもらえる人たちがいて。その立場が変動して。
何かを作っている人はその物自体の価値、労働力を売っている人はその労働力の価値(二つとも希少なほど高いんだな)が需給の変化で変わって。さらに相場でのいろいろがあって。
生きていくってことは消費するということで、消費する対象を捻出するために生産して、その生産のために消費するという堂々巡りがシンプルなくせに、その軸を取り巻くとりどりの変化こそが人生であり世界で。

だからなんだってことはないんだけど、ただそうなんだなぁと思った。

そんなしょうがつだ。

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