June 27, 2009

F1の好さについて

F1が好きだった時期がある。一時期は2誌買っていた。
今も好きは好きだが、深夜起きて見るほどではなくなってしまった。


F1のどこがいいかというと、一つには格好いいということ。
車だとかドライビングテクニックだとかヘルメットだとかチームワークだとか、そういうわかりやすい格好よさがある。


そして、戦略。
事前のテストでの情報収集とか、車体をそのコースにあわせてカスタマイズしたりとか。コーナーが多いとダウンフォースを得るために空気抵抗を大きくするとか。ここは詳しくなれなかった。
タ イヤはもうブリヂストンのワンメイクになってしまったけど、見始めた2005年当時はまだミシュランが参戦していて、どっちのタイヤメーカーを使っている のか、どっちのタイヤ戦略がいいのか、ソフトとハードどちらをどのタイミングで使うのか。これが周回を重ねるごとに微妙なタイム差になって結果へつながっ ていく。
ピット戦略も。どのタイミングで、どれだけ燃料を補給するのか、ドライバーごとに変えるのか。ここはミスの出やすいところでもあって、折角ドライバーが稼いだタイムをピットクルーのミスで失ってしまったりとかする。


そして勿論レース展開。
最初のポジショニング、最初のコーナーでの順位。そこで無理をするとクラッシュしたり、ペナルティを課されたりする。
基本的に、F1は皆がチェッカーを受けるということはほとんどない。ひどい時は最初で3台とかいなくなる。そして途中でクラッシュしたりエンジンから火が出たりして1,2台いなくなる。
破 片がコース上に散らばったりすると、それを踏んだ車がパンクするのでセーフティーカーというのが入る。これが入ると追い越し禁止になって、セーフティー カーはゆっくり走るのでその後に連なってタイヤを冷やさないように摩擦をかけながら皆破片が掃除されるのを待つ。ここで稼いでいた後続とのタイム差をチャ ラにされたりする。この隙にピットインする車もある。
そして、オーバーテイク、追い越し。
2006年だったかモナコでミハエルがごぼう抜きをして最下位から2位まで上がり、アロンソと激闘を繰り広げたことがあった。


レースを見るにあたっては、やはり贔屓のチームやドライバーがいた方が断然愉しい。

私はスペイン出身のフェルナンド・アロンソだ。2005年にルノーで当時最年少ワールドチャンピオン、2006年も連覇した。ちょうどミハエル・シューマッハの引退がささやかれていた時期で、この二人の闘いに象徴される世代交代、というのは一つのテーマだった。
2007年にはマクラーレンに移籍し、ロン・デニスの秘蔵っ子と言われたルイス・ハミルトンとチームメイトになるも、このハミルトンとの仲が悪くて大変で、結局この年はライコネンに持ってかれた。ハミルトンはいいドライバーだが、良くも悪くも若い。
2008年はまたルノーに戻り、建て直し。私が偶然見た2つのGPに限って優勝してくれて、ついmixiに日記を書いてしまう事件。

アロンソのいいところは、強いところだ。冷静で、ぶれない。そしてフェア。汚いことをしない。無駄なことを言わない。あと、喜び方がかわいい。
あと、ミハエルファンにすごい攻撃されてたところ。右京とか。頑張れ!って思った。
余談だが、同じスペインのラファエル・ナダル(テニス)も好きだ。アロンソと同じ匂いがする。

F1はフジテレビ系でやっている。3月29日(日)のオーストラリアGPから。
是非。

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