会社にいたときに、飲み会で会社の会長と話す機会があった。
その時いろいろな話をしたのだけど、その中で情報収集の話になった。
彼は、「情報にはストックの情報とフローの情報がある」、と言った。
その時は、ふむたしかに、と思って
情報には一時的に意味があるものと長期的に意味があるものとがあるようになんだか思っていたのだけど、
実際どの情報がどちらに入るのかを考えた際にはよくわからなくなるのだった。
と、いうか、フローの情報の蓄積がストックの情報になっていくというか。
日経平均が今日反発したとてそれはフローの情報なのだけど、それが蓄積することにより、また違う情報と組み合わさることにより一つの法則なりが見出され、それはストックなのだろうかと。
いやもっと深い言葉なのかもしれないんだけど、未熟すぎてわからぬ。
何かといろいろなものに造詣の深い、しかし子供っぽいところのあるお人であった。
まあ何か蓄積すれば見えてくるだろうということでメモパッドを作成。
最近は「こころ」。
なぜ今「こころ」かというと、よくわからない。別に「スカイ・クロラ」でもよかった。
ただ、なんだか手に取ったら読み始めてしまった。「こころ」が漱石にしては読みやすかったイメージも手伝って。再読だが、初読当時は今より更に未熟だったため、発見も多かろう。
結局文学作品というものは適齢期というのがあって(もしくは適したステージがあって)、その域に達していないと理解ができず、そこを過ぎてしまうと面白みがなくなってしまう。
「こころ」の時代というのは、とてもゆったりしている。家の裕福な書生、というのもあるけれど。散歩をしながら語り合ったり、書簡を交わしたり。
漱石は好きだな。と思う。バランスがいい。後日レビューできれば。
「しかし君、恋は罪悪ですよ、解っていますか」
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