June 27, 2009

芝生

なんか芝生が好きだ。

芝生。
字面も言葉の響きもいい。牧歌的で。
これで「ふ」と読ませるところもいい。


HALCALIの「芝生 feat.谷川俊太郎」を聞いていると、あたかも急に自分が芝生の上に立っていて、なすべきことはすべて私の細胞が記憶していて、だから私は人間のかたちをして幸せについて語りさえした、気分になる。
・芝生/HALCALI feat.谷川俊太郎 試聴
(注:音が出ます)

谷川俊太郎といえば、以前の未来館のプラネタリウムプログラム「暗やみの色」(音楽はハラカミさん)でも、詩「闇は光の母」で参加していて(ちなみに朗読はクラムボンの原田郁子さん)(いいプログラムだった。CDが出ている)。
おじいさんなのに若いなと思う。なんだかHALCALIすごいよなとも思う。


で、芝生。
今の携帯の待受画面は、ほぼ日のSentimental Territoryの「そらとおか」で、これも芝生の黄色に輝く緑が好き。
のんびりした、非日常感というか。
そういえばモエレ沼公園に行ってみたい。
・Sentimental Territory待受


寝転ぶとちくちくする記憶。
最後に芝生に寝転んだのは確か1年半前で、ビアガーデンのバイトで、シーズンを終了したその日、営業時間後真っ暗になった庭に、テーブルや椅子を倉庫まで運んで汗だくになった皆で寝転んだのだった。
その前は恵比寿のビール記念館で、友人と昼間からビールとワインを飲んだあとの散策中見つけた公園だった。こう書くとなんか頽廃的な感じがするけど、きわめて爽やかだったよ。


東京ドームの人工芝もきれいだ。
大 学入学当初、私は何故かジャイアンツ同好会に片足を突っ込んでいて(新歓では自己紹介がわりに好きな選手を言うことになっていて、それを言うとコールの代 わりにその選手の応援歌で一気飲みをするという風になっていた。私は確か桑田と二岡と答え、ジュースを一気飲みした気がする)、
先輩方とジャイアンツの応援をしに行ったのだった。
他大のオリックスファンの友人を誘って(後日、今度はオリックスの試合に付き合え、と言われ西武球場に行くことになる)。
その時巨人が勝ったのか負けたのかはさっぱり覚えていない。ただ外野席から見た芝生の鮮やかさと、松井の後姿を覚えている。

という芝生についての覚え書き。

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