努力は「実る」
恋には「落ちる」
愛は「育む」
音楽は「流れる」
心は「はずむ」し、「踊る」
耳は「澄ます」
言葉というものは元々は表現であるけれども、私たちは言葉に慣れて、反射的に、音楽は流れるものとして使っている。
慣用句としてすら挙げられなくなってしまっているものは意外に多いのではないか。とか思ったこと。
詩や小説を書く人達は、こういう何かと動詞、あるいは形容詞、つまり何かと何かの組み合わせを一つ比喩でも作るように組み合わせて、新しい表現を、しっくりくる組み合わせを探しているように見える。
たとえば江國香織は、ひっそりした横顔、たっぷりとしたコーヒーカップ、を発見し、目をほどいて笑ったり、くっきりと笑ったりする女の人を描いた。
さて、いい土曜日。
コーヒーでも飲みに。
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