June 27, 2009

25-26周辺

つい先日誕生日があって、はたして26歳になったわけだが、誕生日というものはたとえば元日とかクリスマスとか海の日とかみたいにみんなにとって共通して 定義されているものではなくて、他人にとってはものすごく普通の日なのに、でも覚えてて連絡の一手間をを割いてくれる人というのは、すごいなと思う。
疎遠になっていた人ほど、その人の丁寧さというか、「誕生日に連絡をする人層」の厚さというか、そういうのを感じて。今年の抱負は、誕生日を知ってる人にはメールを送る、にしようかしら、と思うほどだ(最低限、メールや電話をくれた人には送りたい、というか送るべきだ)。
私にとっても、mixiのトップ画面がいつもと違うなくらいの日だが、うっかりすると自分の歳を忘れているので(早生まれだと周りが先に一つ年上になるので、10月頃になると自分もそうなったような錯覚をする)、これを機に覚えようと思う。
二十歳をすぎたら時間の流れは人それぞれだから、絶対値云々よりも来し方を振り返り行く末を思うことに意義がある日かもしれない、との言葉をいただいた。確かに。


16歳の妹から思いがけずプレゼントをもらった。
「夢をかなえるゾウ」/水野敬也
本屋で平積みされている茶色いあの本である。まあまあ上位にランクインしたあれである。映画化もされちゃうあれである。
つい先日ドラマを見た(私は古田新太が好きなので)ときに、そうそうこれ読んでみたかったんだよね、と話したためである。
それにしても、あれは読みやすくした自己啓発本なので、妹から自己啓発本をもらう、というそのことに、良くも悪くも多少泣けるのだった。(妹曰く、一緒に読むとのこと。)


誕 生日とは全く関係なく、幼馴染が帰省していたため会った。関東の大学で、今はデータマイニングの手法の研究をしているらしい。M1だが年は1つ下で、背が 高くてイケメンでオシャレさんで超超社交的でとにかく目立つ理系男子だ。会うたびに若さが眩しすぎるため、本当に1つしか違わないのか疑問。彼は意外と真 面目で、PCを持っていたので論文やプレゼン資料を見せてもらいながら研究の話を聞いた。興味深く拝聴。
論文が英語なのはもちろん、書いてある数式とか、そもそもやりたいことがなんなのか一目で分からないところが理系だよなと思う。使用言語がそもそも違うというか。
「自分の研究を説明できないのは頭悪い証拠なんだよなぁ。頑張るからちょっと待って」
と言う彼の誠意ある説明により、やりたいことが何なのか、というところまではわかった。
つ まりデータマイニングがしたくて、膨大なデータを分類したくて、その分類をする方法として点同士の距離によるいくつかの方法(階層と非階層と言っていた気 がする)があって、それを効率化したりしているらしい。直線で切れるといいけどそうでないと難しいという話や、3次元までなら目でその手法の効果を確かめ られるけど5次元とか10次元とかになると無理なので、2次元3次元での効果が適応できるだろうという推測でやっていくという話。
「もし一緒に会社をやるとしたら、マイナス志向で、みんながいけいけな時にも最悪の事態を考えて水を差してくれる奴とやりたい。そいつが一番バイアスがかかっていない奴だと思うから。」
そいつが一番バイアスがかかっていないのかどうかは別として、そういう人が傍にいるのは必要だろうなと共感する。


そういえば、更に前になるが、久々に永い人とも会った。何もかもが相変わらずで、彼も私も雑談がひどいので、結局いつの間にか3時間半も話していたが、彼と話していてすごいところは、長時間話しているのに、話し終わった後何を話したかほとんど覚えていないところだ。
なんだか勝間本の話をしたことは覚えている。
彼女がグーグル化とかでダイヤモンドで特集されたころ、私も実は3冊ほど衝動買いして、結局読了したのは1冊。いや、読むよ。面白いよ。
そ んな中で彼が買った本が、ビジネス脳だかのビルゲイツの面接試験的なあの手のクイズ系の載ってる本で、永い人が案の定3問くらい問題を出してきて1問も解 けず、ビジネス脳ないなあと言われたのであなたは解ったのかと言い返し結局二人とも打ちひしがれるといういつものパターンだった。


長いな。1エントリ1テーマを心がけたいと随分前に思ったが実行できず。連想は止まらず。

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